野球肘(上腕骨内上顆炎)
【やきゅうひじ(じょうわんこつないじょうかえん)】
野球の投球動作で、肘周囲の痛みが起こすことから、野球肘という名前が付いています。
症状
肘の内側の痛み。
原因
使いすぎにより筋肉が疲労し、そのため異常収縮し、筋肉の付着部である上腕骨内上顆が引っ張られ、痛みを発生する。
確認方法
こぶしをつくってもらい、そのまま手の平側に曲げてもらう。
その時、抵抗をかけて、肘の痛みが増すようであれば、野球肘です。
改善方法
筋肉の疲労が原因なので、安静にしておきたいところですが、手はどうしても使う部位なので、ほっておいてもなかなか改善されません。
施術により、早めに筋肉の緊張を解くことが大切です。
また、筋肉が疲労して縮んでいる状態なので、肘を伸ばした状態で手首を反らすストレッチが有効です。
ストレッチは、痛くなる手前までにしておきます。
また、特定の動作の時だけ痛む場合は、骨が動作時にずれている場合も考えられます。