変形性膝関節症

【へんけいせいひざかんせつしょう】

症状

  • 膝の内側の痛み。
  • 膝が曲がりきらない、伸びきらない。
  • 階段の上り下りがつらく、特に下りがつらい。

原因

膝関節の軟骨がすり減ったり、大腿四頭筋の筋力が低下して、膝関節に負担がかかり、炎症や骨の変形が起きることが原因と言われています。

改善方法

症状が軽いうちに、処置することが重要です。
病院においては、症状が軽ければ、筋肉を強化したり、注射で一時的に痛みを和らげたりといったことを行います。
手術という方法もありますが、手術の入院によって、さらに筋力を低下させることになるので、再発しやすくなります。

手術前、手術後を問わず、施術で痛みがなくなるケースが数多くあります。
それは、変形性膝関節症という診断がされても、必ずしも、それが原因で痛みが出ているとは限らないことを意味しています。
そのため、手術前に施術して、それでも痛みが解消しない場合に、手術をされることをお勧めします。

注意事項

大腿四頭筋のトレーニングとして、座った状態で、足首におもりをつけて、膝を伸ばすという運動が、あちらこちらで広く紹介されていますが、変形性膝関節症の方にとっては、間違いですのでやめてください。

その方法で、痛みが出ない方であれば正しい運動なのですが、変形性膝関節症の方にとっては、大変な痛みを伴います。
膝を伸ばすと痛みが出るということが身体に記憶され、ますます、膝を伸ばしての歩行が困難になります。

施術によって、痛みが出なくなってから、行うようにしてください。

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