痛みの大百科
痛みは、身体からのメッセージです。
いろいろな理由をつけて、無視していませんか?
「仕事が忙しくて、時間がない」
「お金がもったいない」
「きっと、そのうち治るから」
など。
でも、異常があるから痛みがあるのです。
運動した翌日以降の筋肉痛など、原因がはっきりしている一時的な痛みは心配いりません。
しかし、慢性的な痛みを無視しようとしていませんか?
痛みは、身体を守るための警戒システムです。
痛みにより、いち早く異常に気付くことができるのです。
痛みが小さいうちならば簡単に治ったものが、ひどくなればひどくなるほど、もとの状態に戻すためにより多くの時間とお金を費やします。
異常があるから痛みがあることを忘れないでください。
予防
ストレッチ
身体のゆがみや痛みを予防するのに、ストレッチは最適です。
ストレッチのコツは、
大きくため息をつきながら(吐き続けながら)、
反動をつけず、
ゆっくり少しずつ伸ばし、
気持ちよいところ(痛くなる一歩手前まで)で止めて、
20秒以上キープ
です。
急激に伸ばすと、脳が無意識に危険を感じて、筋肉を収縮させてしまいます。
ストレッチは、痛む場所の下から行いましょう。
身体は、つながっています。
たとえば、腰が痛ければ、太もも、おしり、腰の順番に、それぞれストレッチしていきます。
定期的な施術
無意識のうちに入った身体の緊張は、自分では簡単には抜けません。
身体に緊張が入れば、筋肉に引っ張られ、骨格はゆがみます。
定期的に施術を受けて、正しい状態を繰り返し、身体に学習させることによって、ゆがみにくく、緊張が解けた身体を維持することができます。
定期メンテナンスは、1ヶ月に1~2回で構いません。